まず結論

Pythonは、コンピューターに処理を頼むためのプログラミング言語です。

print("こんにちは")

この1行は、Pythonに「こんにちはと表示して」とお願いしています。

Pythonは、そのお願いを読んで、画面に文字を表示します。

こんなときに読む記事です

次のような疑問がある人向けです。

  • Pythonが何なのか、まだぼんやりしている
  • コードを書くと何が起きるのか分からない
  • 変数やif文に入る前に、全体像を知りたい

Pythonを始めると、すぐに print()=if が出てきます。

でもその前に、「Pythonは何をするものか」を軽く押さえておくと安心です。

Pythonは何に使うの?

Pythonは、いろいろな作業に使われます。

  • 文字や数字を処理する
  • ファイルを読み書きする
  • 表やデータを整理する
  • Webアプリを作る
  • 画像やAIの処理をする
  • 面倒な作業を自動化する

ただし、最初から全部を目指さなくて大丈夫です。

初心者がまず学ぶのは、もっと小さな「命令の読み方」です。

コードはお願いのメモ

Pythonのコードは、コンピューターへのお願いを書いたメモだと考えると分かりやすいです。

name = "モコ"
print(name)

このコードは、ざっくり読むと次のようになります。

name という名前に "モコ" を入れる
name の中身を表示する

コンピューターは気を利かせてくれません。

その代わり、書いた通りに順番に動いてくれます。

上から順番に実行される

Pythonは、基本的に上から順番にコードを実行します。

print("はじめ")
print("つぎ")
print("おわり")

このコードは、上から順に表示されます。

はじめ
つぎ
おわり

コードを読むときは、いきなり全部を理解しようとしなくて大丈夫です。

まずは「上から順番に何をしているか」を追ってみます。

Pythonが読みやすいと言われる理由

Pythonは、他の言語に比べて記号が少なく、読みやすい形になりやすい言語です。

たとえば、条件分岐は次のように書きます。

score = 80

if score >= 60:
    print("合格")

英語や記号が混じっていても、落ち着いて読むとこうです。

score が 60 以上なら
合格 と表示する

最初は「英語だから難しい」と感じやすいですが、よく出る形は限られています。

少しずつ、読み方の型として覚えていけば大丈夫です。

何を覚えればいい?

最初に覚えることは、たくさんありません。

  • 値に名前をつける 変数
  • 条件で分ける if文
  • 複数の値を扱う リスト
  • 同じ処理を繰り返す for文
  • 処理をまとめる 関数

このサイトでは、この順番で少しずつ進めます。

分からない言葉が出てきても、あとから戻って確認できれば大丈夫です。

よくある勘違い

Pythonを始めたばかりのころは、「コードを暗記しないといけない」と思いがちです。

でも最初に大事なのは、暗記よりも読み方です。

price = 100
tax = 10
total = price + tax
print(total)

このコードを見たときに、完璧に説明できなくてもかまいません。

「値を入れて、足して、表示している」と分かれば十分です。

手を動かすミニ練習

次のコードを写して、表示される文字を変えてみましょう。

print("Pythonをはじめます")
print("少しずつ進めます")

文字を変えると、表示も変わります。

まずは「自分が書いたものが、その通りに動く」感覚をつかめればOKです。

Pythonの学習は、ここから始まります。