まず結論

venv は、プロジェクトごとにPython環境を分けるための仕組みです。

python -m venv .venv

このコマンドで、.venv という仮想環境を作れます。

こんなときに読む記事です

次のような疑問がある人向けです。

  • venv や仮想環境という言葉が分からない
  • なぜプロジェクトごとに環境を分けるのか分からない
  • activate すると何が変わるのか分からない

最初は「ライブラリを混ぜないための専用作業部屋」と考えると分かりやすいです。

なぜ分けるの?

プロジェクトによって、必要なライブラリやバージョンが違うことがあります。

たとえば、Aの練習では新しいライブラリを使い、Bの練習では別のバージョンを使うかもしれません。
同じ場所に全部入れると、あとで何が必要なのか分かりにくくなります。

仮想環境を作る

仮想環境は、次のように作ります。

python -m venv .venv

.venv はフォルダ名です。
別の名前でも動きますが、.venv はよく使われます。

有効化する

作っただけでは、まだその環境を使っていません。
WindowsのPowerShellでは、次のように有効化します。

.\.venv\Scripts\Activate.ps1

有効化すると、その仮想環境のPythonやpipを使う状態になります。

ライブラリを入れる

仮想環境を有効化したあとに、必要なライブラリを入れます。

pip install requests

この場合、ライブラリはその仮想環境の中に入ります。

終わるとき

仮想環境を抜けるときは、次のコマンドを使います。

deactivate

読み方のコツ

venv は難しい機能に見えますが、目的は単純です。
プロジェクトごとのPython環境を分けて、ライブラリが混ざらないようにするためのものです。