まず結論

float() は、値を小数の数値に変換するためのものです。

height = float("1.5")
print(height + 0.1)

このコードでは、文字列の "1.5" を小数の数値に変えています。

そのため、height + 0.1 の計算ができます。

こんなときに読む記事です

次のようなところで止まった人向けです。

  • input() で小数を受け取って計算したい
  • int("3.5") がエラーになった
  • int()float() の使い分けを知りたい

ここでは、小数の細かい誤差の話までは扱いません。

絵で見るなら

float() は、小数として読めるカードを小数の箱へ通すゲートのようなものです。

"3.5" のように小数点が入った文字も、ゲートを通ると計算できる数値になります。

整数だけのカードを扱う int() とは、入口の形が少し違うと見ると分かりやすいです。

input()と一緒によく使う

input() の結果は文字列です。

height = input("身長は?")
print(height + 0.1)

このままだと、height は文字列なので計算できません。

小数として使いたいなら、float() を使います。

height = float(input("身長は?"))
print(height + 0.1)

int()との違い

int() は整数に変換します。

number = int("3")

float() は小数の数値に変換します。

number = float("3.5")

年齢や個数のように整数でよいものは int()
身長や温度のように小数を使いたいものは float() と考えると選びやすいです。

よくある勘違い

float() は、文字を何でも小数にできるわけではありません。

number = float("abc")

"abc" は数字として読めないため、変換できません。

まずは「小数として読める文字を数値にする」と覚えるのが安全です。

読み方のコツ

float(value) は、次のように読みます。

value を小数の数値に変える

int() と同じく、計算したいときだけ変換します。

手を動かすミニ練習

文字列を小数に変えて、計算してみましょう。

number = float("2.5")
print(number * 2)

"2.5" が小数の数値になると、掛け算に使えます。